エッセイ

タイミングを逃さない!

事業承継対策を生業としていると
株価が下がるタイミングがアクションイベントになります。笑。

アクションイベントを簡単に説明すると株価が下がるタイミングで
次世代に引き継ぐ行動をおこすことをいいます。

株価が下がるタイミング?
ここが評価を知っているからわかる部分になります。
つまり 財産評価基本通達 の世界です。
土地・建物や株式等の評価はほぼここに集約されています。
相続税の算出時の評価も同じ通達を使います。

私はこの通達があるから税理士は財産評価ができるし
この通達があるから納税者から税理士は
報酬が得られると思っています。
明らかに我々は実勢の時価を証明するプロではありません。
勘違いされている方も多いかと思います。
裁判で税理士の時価のエビデンスに出会ったことはありません。
これがすべてではないでしょうか。
だいたい国家試験で時価を算定する科目なんてありません。
通達でいう狭義の『時価』は税理士は出せます。
課税上弊害がない場合に限りますが。
つまり、税務の世界だけの『時価』について
触れられるってことなのです。

株式評価している税理士からすると
「あるある」ではありますが
普通に事業をしていると純資産評価が
絶対的に下がらない業種ってあるんですね。
そんな会社の純資産評価を下げる方法を常に考えています。
もちろん会社のことでもあるので会社法も知らないと×です。
この分野は難易度は税務の最高峰です。
そして株価が下がるタイミングは1チャンスの事が多いのです。

1チャンス?
この日を過ぎてからとか
この期にとか・・・
滅多に下がらないからこそ
この株価が下がる1チャンスが重要なのです。
これも税金の最適化を導くためです。

最高峰の純資産の税務でありますので
一般の方にわかりやすく説明するのがとても難しいです。
でも、一般の方にわかってもらえないと仕事が頂けません。笑。

自社の株式でお困りの方!
明らかに対策は早い方が良いです。
数え切れない株主のアクションイベントに付き合ってきました。
興味があればご相談下さい。
専門にやっています。

“ Defend desperately & Keep Attacking ”

SAS Tax Artist Office
租税訴訟補佐人税理士
TaxArtist® 水島 洋之

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