最近の税務行政に思ふこと
ちょっと行政に意見したくて、今月は・・・・
法令ではないのですが、
この3月の確定申告無料相談会の申告は
税務署のホームページをみればわかりますが
スマートフォンによる申告を受け付けると。
原則とはありますが・・・
よーく考えて下さい。
税務署主催の無料相談に行く納税者は、
年金収入や医療費控除、障害者控除等で
年金の源泉の還付を受ける超高齢者が大半です。
スマホで申告するような方々は
この無料相談会に行きませんて!
私からしたら、この層が選挙に行くんです。
スマホのみにすれば、還付を受けられる納税者が
申告ができなくなるでしょう。
これ、ちょっと強引じゃないですかね?
高齢者層が厚くなっているのに
この層を排除しようとすると
バチが当たりますよ。
また税務署への書面提出は
令和07年01月01日から収受印がなくなると。
ということは、返信用はなくなるということです。
つまり、出しっぱなし。
裁判が起こりそうですよね。
一方的な記録だけしかないってことです。
こちらも送付した日付等で
ディフェンスしないとです。
確かに収受押印業務って難しいと思います。
収受印後に会計事務所等への返却資料と
税務署側で収受する資料を区分けを
判断しないとになりますので
アルバイトができる業務ではないです。
人不足もあるでしょうね。
そもそも提出書類等について知識が無ければ
対応ができませんので。
今年の06月01日以降の給与支給時の
定額減税の処理はちょっと酷いです。
これは政治の臭いがプンプン。
年末調整で控除すればいいんですよ。
サラリーマンの6月の給与で
手取り額を増やしたいのでしょう。
与党さん、ありがとう!
って狙っているのでしょう。
この処理のために、私は今から
その説明をしなければなりません。
この説明をする意味ありますか?
もっと国力を上げる労力をかけた方がいいです。
政権与党を喜ばせるための労力でしかないです。
この改正は。完全に巻き込まれ事故です。
これからの日本は明るくないですよ。
絶望的になりますよ。
上記3つをみただけでも。
・80歳のじいさんにスマホって?
→ 無理でしょ。
・税務署への書面提出の変更
→ 完全電子化の予兆と税務署の人不足でしょう。その元年ですよ。
・定額減税は政権与党の巻き込まれ事故!
→ 年末年始の年末調整でいいでしょ。なぜ急ぐ。
政治も行政も納税者もみんな悪いと思います。
アメリカの現状をみると何となく日本も近いと感じます。
トランプさんが台頭する意味って深いですよ。
どこを目指しているのでしょう?日本は。
税金から見える日本でした。
租税訴訟補佐人税理士
TaxArtist🄬水島洋之