税務調査では仕掛計算が明暗を分ける!?
税理士にとって決算の腕の見せどころ?
ではないでしょうか。
なぜ?
一定の業種で税務調査で必ず確認が入る事項となります。
仕掛は費用から除くことを意味しますので
これが指摘にあうと増差所得になるわけです。
しかし、この大事な仕掛計算は
税理士試験で実務で通ずるレベルで
習うことはありませんし、
試験にその計算を求める問題が出ることもありません。
税理士が顧問先の業務を想像して
仕掛をイメージできるかが勝負ではないでしょうか?
究極な職人芸の臭いがしますでしょ?笑
そもそも 仕掛 ってどんな時に計上が必要?
製造業のように納期・納品があるようなもので、
その納品にとりかかったけれど、
納品まで辿り着けなかった場合に
そのとりかかった労働対価や原材料などの費用を
仕掛という資産に計上をして、
期間費用から除く計算をいいます。
在庫の考え方と類似しています。
※ちょっと正しい表現ではないと思いますがお許し下さい。
例えば、リフォーム業者が納品前に決算をむかえた場合に
どのような仕掛計算が必要でしょうか?
・リフォームで使った材料
・設計のスタッフの賃金
・外注さんの費用
・職人スタッフさんの賃金などが
直接的な仕掛となるでしょう。
ここまでできれば、80%は正解でしょう。
あとは仕掛の大きさにもよりますが、
間接費の仕掛計上があれば満点でしょう。
どのように間接費を計算するのか?は
経理担当者や税理士次第 となるわけです。
簿記論でも習わないのですから、中小企業の経理スタッフは
この仕掛の理解は難しいでしょう。
だから顧問税理士がそれを指導しなければなりません。
私は税務調査で仕掛を指摘されたことはありません。
私が初めて税理士事務所に就職した時に指導をしてくれた大先輩が
この仕掛計算を教えてくれました。
特に間接費が重要だと。指導者に私は恵まれていたと感じます。
設立したばかりの建設業の社長に
設計者の仕掛を計算したいので、
案件毎にとりかかった時間を教えて欲しいと
お願いしたら、そんなことやっている会社ありますか?
ってクレームを頂きました。
この会社が10年後、税務調査になった時に、
私の仕掛計算の明細を提出致しました。
これが答えなのです。
水島税理士は厳しい指導だと。やり過ぎだと!
言われたこともありますが、全て税務調査対応のためです。
税務指摘により増差所得が出れば、経営資源のロスになります。
本業で税金が足を引っ張りたくはないです。
なので、それは貴社にとって納税の最適化のための
究極な提案を私は常にガチで考えてしています。
それを信じて受け入れて頂けたらとても助かります。
なぜ?信じる?っていうのか?
税務調査がなければ、本当の正しいやり方を
経営者や経理担当者は知ることができないからです。
常に私だったらと置き換えて、納税の最適化を提案しています。
興味があればご照会下さい。
全国対応しています。
租税訴訟補佐人税理士
TaxArtist🄬水島洋之