明けましておめでとうございます。
昨年、ようやく夜明けを迎え、
引きこもりが解放され、
私自身、今年は楽しみがいっぱいです。
皆様方の今までのご支援に感謝申し上げます。
本年も本業と税法の勉学に励む所存です。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
今年一発目は消費税インボイスについてです。
私のお客様で消費税の納税義務がない
個人事業主様には、説明して納得の上、
登録事業者にならない選択をして頂きました。
「納得の上」→ ここが重要じゃないですか?
世の中には例年通り所得税の確定申告のように
安易に登録事業者になった個人事業主が
たくさんいるのでは?と想像するところです。
税理士会の無料相談会でもインボイスの影響による
消費税申告相談の対策が既にできているほどです。
まぁ~困って相談に来るでしょう。
申告まで程遠い資料を持って・・・・
専門家の私から言えることは、
消費税申告は簡単ではないです。
所得税の確定申告とは異なり
個人で作成できるレベルのものではないです。
そもそも帳簿がなければ、
消費税の集計が出せないです。
つまり、申告書が作成できません。
政府の狙い通り、いい加減な所得税申告書を
作成していた方々が一網打尽になるでしょう。
税理士に作成をお願いするにしても
適当な帳簿では、作成が断られるでしょう。
更に帳簿を税理士にみせると、
ある程度チェックが入りますので、
適当な経費計上はフィルターがかかることでしょう。
その結果、所得税も発生した上、
消費税も納付になることでしょう。
借金もなく、普通に生活できるって
常識的に考えれば、赤字になりませんので。
所得税赤字で消費税還付なんてなったら、
税務署に提出資料が求められます。
困るんじゃない?笑
また税理士が申告書一式を作成するので、
そのコストもかかるでしょう。
本当に登録するだけのメリットがあったのでしょうか?
安易に登録したとしか思えないです。
登録しないメリットの方が大きいとしか思えません。
新法人による投資不動産所有と同じで
法人申告の税理士コストを聞いて
えーーーっていう方が意外にいます。
当然です!
上場企業と1棟の不動産所有法人と
申告書の構成は変わりません。
法人の年間の税金の処理・手続量も
個人事業とは全く異なります。
簡単なんですけど・・・・・って前置きが
税理士への見積依頼のパターンになっています。
では、自分でやって下さい!笑
何を言いたいか?
適正な取引量があるなら、法人が良いでしょう。
消費税納税義務に達していないのなら、
無理して制度に乗る必要はないってことです。
コストも合わなくなります。
このような顛末を説明すると
登録事業者の選択をすることはないと感じます。
税理士も商売です。
仕事が増えることはいいことです。
消費税の申告報酬!率直に欲しいです。
確実に利益相反事項です。笑
あなたの税理士はどっちを提案していますか?
どちらが犠牲になっていますか?
興味があればご照会下さい。
クライアントファースト、自己犠牲の精神で
開業時からお客様と向き合っています。
保険の営業もしたことはありません。
お客様が繁栄しなければ、
私の存在はありませんので。
全国対応しています。
よろしくお願い申し上げます。
租税訴訟補佐人税理士
TaxArtist🄬水島洋之