税務調査

今回は租税訴訟補佐人税理士としての調査の話ではありません。
基本的なことに触れたいと、ふと思いまして。

まずもって税金はすべて法律の話です。
法律を知らなくて税金を多く負担することはあるとは思いますが、
特別に税理士によって安くなることはありません。
税理士が勉強しているか否か?手続きを期限までにしたか否か?
それか間違えたか?笑
税金が変わるとしたらこのような世界です。

お客様に日常から税金の世界について説明していますと
理解が共有できますので、自ら法律から逸脱するような
行動はなくなると考えています。
私は日々その啓蒙を心がけております。
月次報告はそういった意味でも重要です。
だいたい利益に対しての税金ですから、
理論上でも税金を納めないと預金残は増えませんし・・・
税金は最高法規の憲法が定めた社会の会費ですから、
自分が払っている給食費を
給食費を払わずして食べている子が隣にいたら
友達になろうと思いますか?
その発想が近いと思います。

調査する側の税務調査官ですが、
毎日調査しているわけですから、
簡単に欺くことはまずもって不可能です。
経営者は百戦錬磨のツワモノですが、
その方々を毎日相手にしているわけですから、
調査官はもっとすごい人だと思いませんか?ってことなんです。
これを事前に説明しておかないと、
おれが調査がきたら説明したる!っていう人が登場しますが、
あなたが思っているような人たちではありませんから!
粛々淡々と進むだけです。
大概、こんな方でも税務調査になれば、
目は泳ぎますし、震えますし、いつもと違う話し方になります。
まぁ~何か隠している人からしたら最悪の恐い日になりますし、
話を聞いている調査官も仕草のパターンでわかることでしょう。
毎日ですから。
調査官から核心に迫られたら、経営者はドリフのように
ダメだこりゃ~ で済めばいいですけど、
・間違ったでは済みませんよ!
・こんな金額の大きいのに記憶にないってないです!
って経営者に平然と指摘しますよ。
証拠もあれば尚強いですよ。相手は。

白のワイシャツで黒系のスーツ。みんな同じ格好。感情なし。
ある意味、恐いですよ。今の時代で。笑
ジャケパン!こんなポップな人は来ませんから。
相手は容赦しません。だって公務員ですよ。
する必要がありませんし、したら身分が危なくなります。
規定通りしっかりやってきます。逆に規定以外のことはしませんが。
終身雇用を選択して猛勉強して公務員になっているんですよ。

帳簿だって変な支出があれば、すぐわかります。
毎日見ていますから。
中小であれば、交際費だって世の中の平均値がわかりますし、
領収書みてどんな使い方しているかだって、想像ついています。
社長の言い訳が出る時は既に時遅しです。
仮装隠蔽の世界の証明になってしまうことでしょう。

経営者は閉鎖された世界で戦っています。
悪い誘惑にかられることは理解できます。
ただ利益に対しての税金ですから、
そこさえ理解していれば、
税金はコストだと考えるはずです。

私にあなたは税務署側ですか?っていう方がいますが、
みえみえのことの逆をする労力って必要ですか?
結果が変わりませんので。
私はもっと大事なことがあって税金と向き合っています。
それは結果的に納税者の税負担が最適化されることに
つながっていますので、任せて下さいってことなんです。
逆にプロの私が納税者にとって不利益があると判断すれば、
当然、人生かけて課税庁と闘う覚悟はあります。
毎月、お客様と面談して信用が得られるように努めているところです。

興味があれば、ぜひ、ご相談下さい。
全国対応していますので。

SAS Tax Artist Office
租税訴訟補佐人税理士
TaxArtist®水島洋之